こんな私、私じゃない。でも私・・・
何を言い出すんだ。
木田主任はすぐるに顔を向けた。
「へぇ~」
すぐるが次に何かを言う前に言わなきゃ。
「木田主任、今日は予定がありますが、今後も個人的なお誘いはお受け出来ません」
頭を下げてそう伝えた。
すぐるがいるから言えることだけど、きちんと言っておかないと後で面倒な事になるのはイヤだ。
「やっぱり、付き合ってるんだ」
木田主任が私とすぐるを交互に見ていた。
まさか気付かれているなんて思っていなくて、何も言えなかった。
「ご飯の誘いは確認だったんですか?」
すぐるは木田主任に問いかけた。
「ああ、前から思っていたけど、今日確信したから聞いてみたくなった」
前から思っていた・・・
今日確信・・・
すぐるが来た時のことだよね?
あの時間に思わせることがあったってこと?
「二人の視線がね。まっ新城は誰と話していても神村さんを見てる感じだったけどね」
えっ!?
何度か視線を合わせたけど・・・
すぐるを思わず見上げてしまった。
私の視線に気づいたのか優しく微笑まれた。
「確かにそうかも・・・そこまで見られてたら何も言えないですね。まっ誤魔化すつもりもないですけど、木田主任には申し訳ないですが、美沙は譲れないです。俺のですから」
木田主任はすぐるに顔を向けた。
「へぇ~」
すぐるが次に何かを言う前に言わなきゃ。
「木田主任、今日は予定がありますが、今後も個人的なお誘いはお受け出来ません」
頭を下げてそう伝えた。
すぐるがいるから言えることだけど、きちんと言っておかないと後で面倒な事になるのはイヤだ。
「やっぱり、付き合ってるんだ」
木田主任が私とすぐるを交互に見ていた。
まさか気付かれているなんて思っていなくて、何も言えなかった。
「ご飯の誘いは確認だったんですか?」
すぐるは木田主任に問いかけた。
「ああ、前から思っていたけど、今日確信したから聞いてみたくなった」
前から思っていた・・・
今日確信・・・
すぐるが来た時のことだよね?
あの時間に思わせることがあったってこと?
「二人の視線がね。まっ新城は誰と話していても神村さんを見てる感じだったけどね」
えっ!?
何度か視線を合わせたけど・・・
すぐるを思わず見上げてしまった。
私の視線に気づいたのか優しく微笑まれた。
「確かにそうかも・・・そこまで見られてたら何も言えないですね。まっ誤魔化すつもりもないですけど、木田主任には申し訳ないですが、美沙は譲れないです。俺のですから」