こんな私、私じゃない。でも私・・・
「えっ!?」

相性って、相性って・・・

相性がいいかどうかと言われて意味がわからないほど、子供じゃない。

「わかってると思うけど、カラダ」

えっ!?

なに?この人、何を言っているの?

「確認したくなった」

この男は‼

ため息しか出ない。

相性が良ければ・・・

「私と付き合うとかってことですか?」

「相性が良ければ」

新城さんは私を好きなわけではない。

カラダの関係になるってこと?

もし相性が悪ければ・・・それでTHE END。

なんだそれ・・・

私はそんなつもり全くない。

「帰る」

私は踵を返し、歩いてきた道を引き返そうとする。

「帰さない」

歩き出した私の腕を掴み、新城さんは私の腰に手をまわし、私を引き寄せた。

「今日、うち来いよ」

耳元で囁かれ、通りから死角になるところに私を連れていくとそこで、キスをした。

えっ!?

新城さん・・・・・・

・・・・・・

立っていられないほどのキスなんて今まで経験がなかった。

腰を支えられ、そこでキスをし続ける。

「・・・んっ・・・しん・・じょう・・さん・・・」

「うち、来いよ」

もう一度そう言われた私は頷いていた。
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