こんな私、私じゃない。でも私・・・
「送ってやる」

新城さんはベッドで上半身を起こして言った。

私はうつぶせになってベッドにいる。

私は動けない。二次会に行けるのか・・・

「美沙」

ベッドにいる以外でも名前で呼ぶんだ。

あっ今もベッドにいるのか。

「用意しないと間に合わないよ」

誰のせい?

「二次会終わったら・・・会場どこ?また、ここに帰って来いよ」

えっ!?

私はうつぶせから仰向けになり、新城さんを見た。

「三次会には行かせないから、迎えにいってやる」

何を言ってるの?

今日はみんなと大騒ぎする予定なの。

「お断りします」

新城さんは私を見下ろし、

「ふーん。じゃわかった。先にシャワー浴びるから」

と、ベッドを下りて部屋を出て行った。

起きないと・・・でも起きあがれない。

どうしよう・・・

新城さんって私のカラダが好みって言ってた。

ってことはカラダが好きってことだよね。

そう言ってたし・・・

私を好きってことじゃないし、割り切るしかないのか・・・

好きになってくれることもないのかな・・・

はぁ~

どうしよう・・・

気になる男、尊敬できる人・・・カラダの関係・・・

そんなことを考えていると私はそのまま眠ってしまった。
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