こんな私、私じゃない。でも私・・・
えっ!?

新城さんは首筋から頬へとキスをした。

「毎日でも堪能したくなるカラダだから・・・」

手と指が胸へと移動する。

「・・・やっ・・・」

「そういう訳にいかないだろう?」

頬から耳へとキスは移動していた。

そんなに私のカラダ気に入ったのかなぁ?

今までの彼氏にそんなこと言われたことないけどな・・・

新城さんってホントによくわからない。


まだ大丈夫。

カラダって言われてもまだ大丈夫。

私も新城さんとこういう時間を過ごしたい。

会えることが出来るなら私は大丈夫。

昨日の女性が気にならないわけじゃない。他に女性がいるのかと思ったりもする。

でもまだ大丈夫。

「私が会いたいって言わなければ会わないってことですか?」

何故かそう聞いてみたかった。

「そうかもね。でも美沙も気に入ってるから手放せないだろう?」

確かに気に入ってる。

「そうですね」

私は新城さんの首に手をまわした。

私がカラダの関係を求めているような言い方。

でもホントはそうなのかもしれない。

私は新城さんに巧みに操られている。

そんなふうに思ったものの気づかないふりをした。



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