こんな私、私じゃない。でも私・・・
「神村さん、片付けお願いしてもいい?」
管理部のフロアの入口で木田主任が私に声を掛けた。
「はい」
と、立ち上がり片付けをする為に応接に向かう。
誰もいないと思うけど、ノックをする。
「どうぞ」
すると中から声がした。
えっ!?
誰もいないはずなのに・・・
「失礼します」
と、ドアを開けると新城さんが座っていた。
「あっすみません。また後で片付けに伺います」
「大丈夫。もう出るから・・・」
私がドアを閉めようとすると新城さんはそう言いながら立ち上がった。
「すみません。失礼します」
応接室の中に入った。
ああー会社とはいえ新城さんと二人っきりって緊張する。
どうしよう・・・
「どうして・・・電話に出なかった?」
耳を疑った。言われるとは思っていなかった。
もう2週間以上過ぎている。
新城さんは私に近付いてきた、その様子を見つめてしまった。でも目の前に来た新城さんの顔を見れなかった。
「美沙」
名前を言われてぎゅっと締め付けられた。
ダメだ・・・
「休みの日に電話したから、誰かに怒られた?」
えっ!?
新城さんの言った意味が分からず顔を上げてしまった。
「美沙は俺以外に誰かいるんだよね?」
意味が分からない。
「だから休みの日に会おうとしない。やっと土曜の朝に少しだけ一緒に居られるようになったのにお昼には帰る。その人は土曜の夜に来るの?」
この人は何を言っているんだろう?
何を言ってるんだろう?
管理部のフロアの入口で木田主任が私に声を掛けた。
「はい」
と、立ち上がり片付けをする為に応接に向かう。
誰もいないと思うけど、ノックをする。
「どうぞ」
すると中から声がした。
えっ!?
誰もいないはずなのに・・・
「失礼します」
と、ドアを開けると新城さんが座っていた。
「あっすみません。また後で片付けに伺います」
「大丈夫。もう出るから・・・」
私がドアを閉めようとすると新城さんはそう言いながら立ち上がった。
「すみません。失礼します」
応接室の中に入った。
ああー会社とはいえ新城さんと二人っきりって緊張する。
どうしよう・・・
「どうして・・・電話に出なかった?」
耳を疑った。言われるとは思っていなかった。
もう2週間以上過ぎている。
新城さんは私に近付いてきた、その様子を見つめてしまった。でも目の前に来た新城さんの顔を見れなかった。
「美沙」
名前を言われてぎゅっと締め付けられた。
ダメだ・・・
「休みの日に電話したから、誰かに怒られた?」
えっ!?
新城さんの言った意味が分からず顔を上げてしまった。
「美沙は俺以外に誰かいるんだよね?」
意味が分からない。
「だから休みの日に会おうとしない。やっと土曜の朝に少しだけ一緒に居られるようになったのにお昼には帰る。その人は土曜の夜に来るの?」
この人は何を言っているんだろう?
何を言ってるんだろう?