こんな私、私じゃない。でも私・・・
「お疲れ。新城さん」
私は靴を履いていた。
「美沙は?」
新城さんが私の名前を問いかけた。
「今・・・・・・大丈夫?疲れてない?」
早川さんが玄関先の私に意味ありげなことを言った。私は玄関から顔を出そうとする前に早川さんの手が腰に掛かる。明らかに早川さんは楽しんでる。新城さんがガッと玄関を開けた。
「何やってんだよ。早く来い」
新城さんは私の手首を持ちぐいっと引っ張った。
「冗談だよ」
早川さんは思いっきり楽しんだように両手を上げた。
「世話になった」
と、私の為に新城さんはそう言うと、乗ってきたエレベーターが止まっていたので手首を離し、腰を引き寄せエレベーターに乗せた。
「おっ邪魔しました。緒方さんによろしくお伝えください」
私は最後に挨拶をした。
「二人ともおやすみ~」
と、早川さんは楽しそうにひらひらと手を振り、エレベーターが上がるのも見送ってくれた。
「何やってんだよ」
新城さんはなんか怖い顔をしている。
エレベーターが8階に到着し、私はバッグから新城さんのキーケースを取り出すと渡した。
新城さんが鍵を開ける。玄関を開けて入ると私を引き寄せたまま、そこでキスをした。後ろで玄関ドアが閉まる音がした。
「・・・んっ・・・あっん・・・」
久しぶりのキスに私は吐息がもれる。
唇を離した新城さん。
「何してんだよ。許さないから・・・」
私は靴を履いていた。
「美沙は?」
新城さんが私の名前を問いかけた。
「今・・・・・・大丈夫?疲れてない?」
早川さんが玄関先の私に意味ありげなことを言った。私は玄関から顔を出そうとする前に早川さんの手が腰に掛かる。明らかに早川さんは楽しんでる。新城さんがガッと玄関を開けた。
「何やってんだよ。早く来い」
新城さんは私の手首を持ちぐいっと引っ張った。
「冗談だよ」
早川さんは思いっきり楽しんだように両手を上げた。
「世話になった」
と、私の為に新城さんはそう言うと、乗ってきたエレベーターが止まっていたので手首を離し、腰を引き寄せエレベーターに乗せた。
「おっ邪魔しました。緒方さんによろしくお伝えください」
私は最後に挨拶をした。
「二人ともおやすみ~」
と、早川さんは楽しそうにひらひらと手を振り、エレベーターが上がるのも見送ってくれた。
「何やってんだよ」
新城さんはなんか怖い顔をしている。
エレベーターが8階に到着し、私はバッグから新城さんのキーケースを取り出すと渡した。
新城さんが鍵を開ける。玄関を開けて入ると私を引き寄せたまま、そこでキスをした。後ろで玄関ドアが閉まる音がした。
「・・・んっ・・・あっん・・・」
久しぶりのキスに私は吐息がもれる。
唇を離した新城さん。
「何してんだよ。許さないから・・・」