こんな私、私じゃない。でも私・・・
「ああ、二週間前の土曜日に電話を掛けた時、出てくれなかった。『りっくん』と一緒にいるのかと思って・・・その後も一切出てくれなかったし、メールにも返信なかったから・・・」
新城さんは前を向いているけど、思い出してなんか苦しそうにしているみたいだった。
「終わりかぁ~って思った。でも・・・そのまま終わらせることが出来なかったんだ。終わらせたくなかった。昨日、会議室を片づけに来るのは美沙だと思ってた。だから待ってたんだ。話せるチャンスがほしかった」
「新城さん・・・」
そんな風に思ってたなんて・・・
「俺・・・美沙がいいんだ。だからありがとう」
美沙がいいんだ・・・って凄く嬉しい。
「私の方こそありがとうございます。新城さんには誰かいるって思ってました。私、楠木さんの顔を知らなかったから、一緒にいるのを見て・・・会社で会わなかったら、顔を合わせなかったら大丈夫だと思ってたんです。でも会議室で顔を見てしまったから・・・」
あの日のことを思い出すと苦しくなる。思い出さないように、「大丈夫」って言い聞かせていた。
「美沙・・・たくさん話しをしよう。お互いに気持ちがはっきりしていても不安になったりするから・・・何かあったら必ず言ってね」
「はい」
二人で微笑んでいる。
こんな時が来るなんて幸せ。
新城さんは前を向いているけど、思い出してなんか苦しそうにしているみたいだった。
「終わりかぁ~って思った。でも・・・そのまま終わらせることが出来なかったんだ。終わらせたくなかった。昨日、会議室を片づけに来るのは美沙だと思ってた。だから待ってたんだ。話せるチャンスがほしかった」
「新城さん・・・」
そんな風に思ってたなんて・・・
「俺・・・美沙がいいんだ。だからありがとう」
美沙がいいんだ・・・って凄く嬉しい。
「私の方こそありがとうございます。新城さんには誰かいるって思ってました。私、楠木さんの顔を知らなかったから、一緒にいるのを見て・・・会社で会わなかったら、顔を合わせなかったら大丈夫だと思ってたんです。でも会議室で顔を見てしまったから・・・」
あの日のことを思い出すと苦しくなる。思い出さないように、「大丈夫」って言い聞かせていた。
「美沙・・・たくさん話しをしよう。お互いに気持ちがはっきりしていても不安になったりするから・・・何かあったら必ず言ってね」
「はい」
二人で微笑んでいる。
こんな時が来るなんて幸せ。