愛して。Ⅲ

ジーンズのボタンを外して、ファスナーを開ける。



「あ」



思わず声が出た。

現れたのは、黒のボクサーパンツ。



「男だ。大河パス」

「なんだよ男かよ〜」



そう言って大河は私に代わってその子の服を脱がせる。

私は男の子に背を向ける。



「とりあえず脱がせて毛布で包むぞ?」

「新品のパンツ、持ってくる!」



しばらくして隼が持ってきたパンツを履かせたようで、大河にこっち向いていいと言われ、体の向きを元に戻す。

男の子は毛布で包まれ、ソファーに寝かされていた。



「パンツもぶかぶかだし、服もここにあるのは大きすぎるな。どうする?」

「服、あたしのは?あたしのでも大きいかな」

「真梨のでもでかいだろ……いや、無いよりはマシか?」



大河と話して、総長部屋のクローゼットからスウェットを持ってくる。
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