~蒼穹のB1~
いっぱいに広がっている蒼空へ、首を突っ込んでいく。
ブゥゥ――
もっと、もっと、高く、早く、鋭く!
ンンン――
低い轟音と振動、吹き抜けていく青と白のコントラスト。
そしてこの、彼との一体感。
私よりも空を踊れる者などいない。
着いてこられるか?
上昇からの背面とんぼ返り。
機首を軸にした回転を織り混ぜての、鋭角旋回。
彼の抱える二つのエンジンが、動転する蒼空に細く白く長く、尾を引くのが見えた。
そして、私と敵機との位置が入れ替わる。
私と彼を相手に、十秒持ったか。ほめてやる。
そのケツ目掛けて、親指に力を入れた。
ダスヴィダーニヤ
「Досвидания
ムラディエーニツ
Младенеч!」
ズダダダダダダッ!!
蒼空を舞い踊る。
私と彼なら、敵はいない。
「こちらブラボー1。作戦終了。帰還する」
ブゥゥ――
もっと、もっと、高く、早く、鋭く!
ンンン――
低い轟音と振動、吹き抜けていく青と白のコントラスト。
そしてこの、彼との一体感。
私よりも空を踊れる者などいない。
着いてこられるか?
上昇からの背面とんぼ返り。
機首を軸にした回転を織り混ぜての、鋭角旋回。
彼の抱える二つのエンジンが、動転する蒼空に細く白く長く、尾を引くのが見えた。
そして、私と敵機との位置が入れ替わる。
私と彼を相手に、十秒持ったか。ほめてやる。
そのケツ目掛けて、親指に力を入れた。
ダスヴィダーニヤ
「Досвидания
ムラディエーニツ
Младенеч!」
ズダダダダダダッ!!
蒼空を舞い踊る。
私と彼なら、敵はいない。
「こちらブラボー1。作戦終了。帰還する」

