俺様紳士の恋愛レッスン
「私は『絶対に俺を好きになるなよ』って言われてて……!」
「あえてそう言ったんだと思うよ。人は禁止されると逆にそうしたくなるものだからね」
「――! それって“カリギュラ効果”ですか!?」
「うん。心理学を使うなんて、コンサルタントの十夜らしいだろ?」
「でも、本当にそうなら『別れたら付き合ってやる』って言ったほうがずっと簡単じゃないですか!」
「言えないんだよ、恥ずかしくて。それに篠宮さんに浮気まがいなことをさせてしまうのを避けたかったんじゃないかな」
遠山さんの言葉を理解しようとすればするほど、痛みにも似た高揚感が全身を襲う。
喉が、熱を帯びていく。
「十夜は何かしらの方法で、篠宮さんに想いを伝えていたんだと思うよ。思い当たること、ない?」
「あえてそう言ったんだと思うよ。人は禁止されると逆にそうしたくなるものだからね」
「――! それって“カリギュラ効果”ですか!?」
「うん。心理学を使うなんて、コンサルタントの十夜らしいだろ?」
「でも、本当にそうなら『別れたら付き合ってやる』って言ったほうがずっと簡単じゃないですか!」
「言えないんだよ、恥ずかしくて。それに篠宮さんに浮気まがいなことをさせてしまうのを避けたかったんじゃないかな」
遠山さんの言葉を理解しようとすればするほど、痛みにも似た高揚感が全身を襲う。
喉が、熱を帯びていく。
「十夜は何かしらの方法で、篠宮さんに想いを伝えていたんだと思うよ。思い当たること、ない?」