俺様紳士の恋愛レッスン
相変わらず分かりづらいけれど、十夜は何だかんだでベタベタに優しい。
私が無理して十夜の生活リズムに合わせているのではないかと、いつも気にしてくれている。
確かに、タカちゃんと付き合っていた頃に比べると、私の生活は180度変わったし、その分疲労もストレスも増えた。
けれど代わりに、私は今まで一度も感じたことのなかった、生活の充実感を知ることが出来た。
彼氏の存在でここまで人が変わるだなんて、単純な私らしいと我ながら笑えてしまうけれど、これが萌の言う『きちんと恋をする』という意味なのだと思う。
「次住む家は駅チカにしようね!」
「そうだな。つーかそろそろ寝るぞ」
「はぁーい。おやすみ、十夜」
「オヤスミ」
十夜は案の定、結婚を含めた将来の話など一切してこないけれど、いつか話してくれるその日を夢見て、そっと瞼を下ろした。
私が無理して十夜の生活リズムに合わせているのではないかと、いつも気にしてくれている。
確かに、タカちゃんと付き合っていた頃に比べると、私の生活は180度変わったし、その分疲労もストレスも増えた。
けれど代わりに、私は今まで一度も感じたことのなかった、生活の充実感を知ることが出来た。
彼氏の存在でここまで人が変わるだなんて、単純な私らしいと我ながら笑えてしまうけれど、これが萌の言う『きちんと恋をする』という意味なのだと思う。
「次住む家は駅チカにしようね!」
「そうだな。つーかそろそろ寝るぞ」
「はぁーい。おやすみ、十夜」
「オヤスミ」
十夜は案の定、結婚を含めた将来の話など一切してこないけれど、いつか話してくれるその日を夢見て、そっと瞼を下ろした。