俺様紳士の恋愛レッスン
「皆様の温かいお気持ち、心より感謝を申し上げます。お言葉に甘えさせて頂き、今この場で、円華に感謝の意を伝えさせて頂きます」



会場がざわめくと同時に、スタッフが一斉に動き出す。

まるで最初から予定されていたかのように運ばれてきたのは、真白の布に覆われた謎の膨らみ。



「まずはこの想いが形となるまでの過程を、どうぞご覧ください」



十夜が左手を挙げると、巨大スクリーンに光が灯る。

私は震える心臓に手を当てながら、その画面をまっすぐに見つめた。




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