青空の下月夜に舞う 3
「変だよ?今日のゆう……」
「お前の中では、ふざけてる時だけが“俺”なのか」
「ちが……っ」
髪は濡れてるし、学校で見る顔とは明らかに違う。
いつもみんなの中心で騒いでる祐也も。
私をいつも助けてくれる祐也も。
バイクに乗ってスピードを出す祐也も。
今日の教室や、今みたいな祐也も。
知らない顔をどんどん見せてくるこいつに。
私の心臓は踊らされている。
「好き、とかそんなんじゃ……」
「俺。こんままじゃ爆発しそう」
言葉を被せてくるのは、わざとなのか、偶然なのか。
熱い視線から目が反らせなくて。
嘘を吐く事でさえ、頭の回転がそれを許さない。