青空の下月夜に舞う 3
祐也の目は。

私の中をすべて見透かしているかの様で。
真っ直ぐ向けられるものだから、胸が苦しくなる。


本当に……?
いつから……?


聞きたいけど、冗談を言ってる顔じゃないから。
からかってる訳じゃなさそう。


そう思うと、一気に顔が熱を持った。



「顔、赤……っ」


させてんのはあんただよ。

ちょっとだけ睨む。


私の表情を見た祐也は、私の頬に手を伸ばし、耳に髪をかける。


「ちゅー、していい?」

「……っ!!」


僅かに近付いた距離に、思わず息を飲む。


え、あ、ちょっ……


「祐、や、あの」

「何。今しゃべんな」


一気に顔が。目の前に……!!
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