青空の下月夜に舞う 3

はあああああああ。

憂鬱とは違う溜息。


祐也も私と同じだとばかり思ってたのに。

だからいつも口が悪いんだなって。

いや、口が悪いのは……



ん?私以外には優しくないか?アイツは。

……不器用か!!


もう!一人突っ込みだよ!虚し過ぎる!


今日はもう色々あって、疲れてる筈なのに、全く眠くならない。

みんなが居ない家は凄く静かだけど、きっとリビングで祐也が一人でいるんだと思うと、それだけで恥ずかしくなる。


いつ眠りに落ちたかは分からないけど、玄関が開く音は、眠る前までずっとしなかった様に思う。

翌日目覚めて、恐る恐るリビングに行くと、祐也の姿はなく。


ソファーで眠りこける慶太郎が口を開けているだけだった。
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