青空の下月夜に舞う 3
***
「カレーパン買ってこい」
「……」
教室に入った私に、何も言わず、昼休みの始まりのチャイムと共に口にしたのは、もちろん祐也。
コイツ。
昨日の夜は幻を見たのか?
何も変わっちゃいねえ。
教室に入ると、向けられる視線は昨日と大差なく。
セナが私に話しかけて来ることもない。
それはもう仕方の無いことだと割りきるしかない。
でもね。
昨日の今日で。私あんたに対して緊張したんですけど?!
「一人で行くの?」
「何甘えてやがる」
私の事、好きなんだよね?
好きな人にこんな態度取るの?
寧ろ好きだからなのか?
私めちゃくちゃ痛いやつみたいだよ。脳内が。