青空の下月夜に舞う 3
鞄からお財布を出して、後ろを見たけど、顔は見えない状態で、机にうつ伏せている。


私も今日はパン買うつもりだったからいいけどさ。

緊張して損したよ。
いつも通りじゃんか。


ある意味……かなり助かってるけど。


教室から出て購買に寄り、カレーパンと焼きそばパン。
おにぎり二個に、コーヒーとカフェオレ。

しっかり手に持ち、教室に戻ろうとすると、後ろから声をかけられたのはさゆりさん達。


「麻衣!昨日大丈夫だったか?」

私の心配をしてくれて、昨日行けなくてごめんなさい、と伝えると、気にしてねえから、早く携帯買え、と。

申し訳ない気持ちを吹き飛ばすかの様に笑ってくれた。
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