青空の下月夜に舞う 3
私の手に持ってる袋を取り、中からパン二つと、コーヒーを出した祐也は、残りの物が入った袋を私膝の上に乗せる。


「気が利くな。焼きそばパンと実は迷ったんだよ」

「嘘つき」

「いっただきまーす」


プロレスラーは、きっと本物並のパワーだったんだろうと思う。

見た所腫れてはないけど、痛々しいのは確かだ。


「ほら、食わねえと昼休みなくなんぞ」

「ごめんね……」

「それは昨日聞いた」


本人は痣なんか気にしてないって風だけど。

普段なら、大して気にしない。
大丈夫?って笑える。

でも痣(それ)は違うじゃん。




「そんな顔すんなって。笑えよ。ぶっ細工な顔して笑え」

「え?は?何、今の暴言」
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