青空の下月夜に舞う 3

心がのんびり出来ないのは、きっとその痣と、昨日の記憶が私に恐怖を植え付ける。


祐也じゃなく……私が殴られた方が良かったんじゃないか。
そうは思うけど、口には出来ないのは、私が臆病だからだろうか。


私が気にする事で、みんなが余計に心配するかもしれない、と。


そこまで信用できているのは、みんなだからだろう。


みんな中の一人、では収まりきれない想いは祐也に対してある。


だから。
こんなに気にしてしまうのか。

美舞以前に、祐也は友達だから。

誰が好き、とか好きな度合いが違う訳ではないんだけど、美舞として出会ったみんなと、クラスメートのコイツは、やはり訳が違うよ。
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