青空の下月夜に舞う 3
うちの学校のリレー選抜は、クラスの中で足が速い6人が男女3人ずつ選ばれる様になっていて。


「絶対選ばれるよ。あはは、ウケる」

「……」


ウケないし。




走り終わった祐也がこっちに近付いてきて。

ニヤニヤと笑みを浮かべながら、


「麻衣、パンツ見せろ」

「あはははははは!」


隼人の笑い声が響く中、そっぽを向くと、周りの多くの視線がこちらに向けられている事に気付いた。


隼人のせいだ……

隣で笑う隼人を睨むと、祐也が私の前にしゃがむ。


「……選ばれないかもしれないじゃん、まだ」

「へぇ~」

「村田くんとか、坂本くんとかも速いし」

「さっき村田と俺走ったけど?」

「……」

「パンツ」

「私は言ってない」
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