青空の下月夜に舞う 3
そりゃそうか。
女の子は顔は汚したくないもんね。
何故だか人気があったのは借り物競争。
……みんな夢見てるんだろうな。
自分のも決まり、後はみんながやるだろう、と。
外を眺める。
ちらりと後ろを見たけど、祐也も自分には関係ないと言わんばかりだ。
スマホと完全にラブラブ状態。
暫くボーッとしていて、みんな種目が決まり、ロングホームルームがもう終わるかなと思ったその時。
黙っていた先生が口を開いた。
「はーい。じゃあ選抜を発表するからな。それで終わりだ」
……っ。
もう?
先生の声に、顔を黒板へと向ければ……
こちらを見て微笑んだ先生と視線が。重なった。