青空の下月夜に舞う 3

早くしろよ、と言い捨てると、教室のドアへと進む。


時計を見ると、確かにもうパン屋に向かわなきゃいけない。


アイツが選ばれるだけじゃなく……
一緒に協力しなきゃいけないの?

しかも今のこの状態で?つかアイツ走ってる人殴ったりしないのかな。

イイコト、はもう隼人に押し付けてやる。
私は関係ない、を言い切るしかない。


はあ……来月の体育祭が一気に憂鬱になりそうだよ。
つか本当にサボるんじゃない?
出るのか?


渋々立ち上がり、私も下駄箱へと足を向け、教室を出ようとした。


「う、上野さん!」


声がしてきた方を見ると、田宮さんと渡辺さん達。四人が私を見て、顔をひきつらせていた。
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