坂道では自転車を降りて
「座りなよ。」
「ありがとう。」
今度は俺が後ろからモニターを覗き込む。確かに肩に手を置きたくなるな。少し迷って、椅子の背をつかむ事にした。彼女の髪は秋の原っぱみたいな匂いがした。
「すごいね。」
「何が?」
「高校生でもこんなに書けるんだ。私、今、次の脚本探そうと思って、部室の雑誌を見てたんだけど、こっちの方が断然面白い。。。神井くん天才。あー、でもなぁ。」
話しながら、目は画面から離れない。彼女は読み続けた。図書室の時計の針がコチコチなる。草むらの匂いは媚薬のように俺を誘う。もう少し近づいてもいいだろうか?
「ねぇ、これ、プリントアウトしたやつはないの?」
「。。。。んー。。」
「あんまり邪魔しても悪いし。紙だったら、気付いた事、書込んだりとかできるじゃん。」
突然(ではないのだが)振り向いた彼女に面食らう。やばい、ぼーっとしていた。
「ありがとう。」
今度は俺が後ろからモニターを覗き込む。確かに肩に手を置きたくなるな。少し迷って、椅子の背をつかむ事にした。彼女の髪は秋の原っぱみたいな匂いがした。
「すごいね。」
「何が?」
「高校生でもこんなに書けるんだ。私、今、次の脚本探そうと思って、部室の雑誌を見てたんだけど、こっちの方が断然面白い。。。神井くん天才。あー、でもなぁ。」
話しながら、目は画面から離れない。彼女は読み続けた。図書室の時計の針がコチコチなる。草むらの匂いは媚薬のように俺を誘う。もう少し近づいてもいいだろうか?
「ねぇ、これ、プリントアウトしたやつはないの?」
「。。。。んー。。」
「あんまり邪魔しても悪いし。紙だったら、気付いた事、書込んだりとかできるじゃん。」
突然(ではないのだが)振り向いた彼女に面食らう。やばい、ぼーっとしていた。