坂道では自転車を降りて

 このままバスに乗って、結局座れずに並んで立ってたら、だんだん彼女の気分が悪くなって、ついに倒れちゃっりして。俺は意識を失った彼女を抱き上げて、なんて妄想が頭の中でもやもやと立ち上がりかけて、慌てて消し去る。バスが来た。

車内では、やはり座れなかったので、並んで立つ。
「ごめん、なんか話してくれる?気が紛れる。」
「あー、、なんだろ。」
「なんだろ。笑。話題は任せる。」
「そういえば、田崎とは、友達になったの?」
「あー。田崎くん。楽しい人だね。ワクワクする。」
「顔も知らない人に何の用だったの?」
「私が、一目惚れしたの。」
一目惚れって、顔見る前に?顔見てから?っていうか、一目惚れするような顔じゃないと思うんだけど。人の事は言えないが。。

「。。。。。へぇ。」
意味が分からんので適当に答える。
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