イジワル上司の甘い求愛
オーダーを浦島さんにお任せしたら、目の前にはスプモーニが運ばれてきた。
黄色のグラデーションを暖かい照明の灯りが照らしてキラキラ光って見える。
「柑橘系のお酒が好きだって、確か昔そんなこと話したことあった気がするから」
ぶつくさと言い訳する子供みたいに視線を反らしながら浦島さんがそんなこと言うものだから思わず、小さく吹き出してしまった。
確かにグレープフルーツの爽やかな酸味とカンパリ独特の甘みがよく合って、飲みやすい。
だけど、そんな昔のことを浦島さん覚えていてくれてたなんて……。
私なんかそんな話題忘れていたし、それに雑談したことなんてあの一見以来皆無だったのだから。
黄色のグラデーションを暖かい照明の灯りが照らしてキラキラ光って見える。
「柑橘系のお酒が好きだって、確か昔そんなこと話したことあった気がするから」
ぶつくさと言い訳する子供みたいに視線を反らしながら浦島さんがそんなこと言うものだから思わず、小さく吹き出してしまった。
確かにグレープフルーツの爽やかな酸味とカンパリ独特の甘みがよく合って、飲みやすい。
だけど、そんな昔のことを浦島さん覚えていてくれてたなんて……。
私なんかそんな話題忘れていたし、それに雑談したことなんてあの一見以来皆無だったのだから。