イジワル上司の甘い求愛


血の気が引くって、きっとこんなことを言うんだろう。

背中に冷たい何かを感じて、それから、体中一気に汗が噴き出す。


「今、何て言った?」

探るような鋭い目つきになった浦島さんが、一歩だけ前に進んで私との距離を詰める。


あぁ、もう、逃げられない

後悔がドッと私に押し寄せてきて、私はもう浦島さんの顔を見ることすら出来なくって、目を瞑む。

「私、見ちゃったんです!!玲美さんとその……、浦島さんじゃない男性が抱き合ってキスしている所……」

あぁ、言っちゃった。

これで浦島さんと玲美さんが破局なんてことになったら、私は……

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