【完】今日も、君と初恋中 〜ヤンキーくんと甘い恋〜
「大怪我じゃなくて、本当に良かったです……」
「未央ちゃん、俺の心配してくれたの?」
「もちろんですっ」
すると、春樹くんが目を細めて微笑んだ。
「なんか…懐かしいな。
前にもこんなこと、あったよね」
春樹くんの言葉に、不意に頭に浮かんだ記憶。
割れたガラスで春樹くんが手を怪我して、あの時も2人で保健室にいたんだっけ。
「あの時は、未央ちゃんが手当てしてくれたけど、今日は自分で処置できた」
そう言って、春樹くんが自嘲気味な笑みを浮かべた。
「春樹くん……」
「あの時から変わらず、好きだよ、未央ちゃん」
「……っ」