苺味の雫
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キーンコーンカーンコーン
「おおおわったぁ…校長の話長すぎ…」
欠伸をしながら、発表された教室へ向かう。
飛翔と私がおんなじクラスで、真子だけ違うクラス。
なんか…申し訳ない。
だけど、私が一人別のクラスだったら本当に孤独感を
感じてしまう。
これでよかったって思っちゃってる自分がいる…
複雑だな。
モヤモヤとした気持ちを抱えながら歩いていると
ボーっとしちゃってたのか、机に躓いた。
「うぉっ…あっぶねぇ…大丈夫かよ」
背中に温かい感触。
飛翔が後ろから抱きとめてくれたようだ。
ズキッ…
胸が痛い
「…大丈夫だよ、ありがと、ごめんね」
パッと飛翔から離れ笑顔を向ける
「おうっ、気をつけろよなー」
笑顔を返してくれる飛翔。
バカみたい…
こんな気持ち
ホントにバカみたい………