あの日の桜はⅡ【大幅修正中】
レアな葵を見れたからそれでいいか。
それにしてもこれからどうするか。
とりあえず、服の水を絞ってコンビニで傘を買うか・・・。
そう思い、葵のほうを見れば、葵は困ったように眉を下げた。
「雨、ひどくなってきたよね・・・。莉子ちゃん、ちょっと待ってて」
そういって葵は、自分の服の水を絞るとコンビニの中に入っていった。
きっと葵も同じことを考えていたのか、傘を買ってきてくれるのだろう。
そういうとこ、本当に紳士だよなぁ。