アイスミントティー
「断る理由がなけりゃ、付き合うのかよ……」

聞いたこともないような暗いトーンで相川が呟く。


ぎゃーーーーーー!
触れた?
逆鱗に触れちゃった??
そうだよね、そんないい加減な話あるかよって思うよね?
違うんだよ、倉持君をバカにしてるとかそういうんじゃなくて、何て言うか……。


あわあわとしつつも、何も出来なくて、ぎゅっと固くこぶしを握る。背中を冷たい汗が伝う気がする。


相川に、怒られるの嫌だな。
あんたがそんなに倉持君と強い絆で繋がってるなんて知らなかったよ。

普通の友達程度だと思ってたよ。


それとも何、あんたは分け隔てなくアツくなるタイプ?
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