誰にも内緒の溺愛旦那様
「じゃあ、俺のこと、君の友達にして。名前は?」
「香住…です」
「かすみ?それって名前?名字?」
「あっ、えっと…香住柚です」
「ゆずちゃんか…。きれいな名前だね。あ、俺ちょっとホストっぽい」
クスクス笑う鳴海さんにつられて、あたしも思わず笑ってしまった。
「そこの地下駐車場に停めて、地下を少し歩くんだけど…大丈夫?」
「は、はい」
「セキュリティとか、マスコミ対策は万全だから、離れて歩かなくてもいいからね」
あ、…病院の………。
凄いな…鳴海さん、分かってたのか…。