誰にも内緒の溺愛旦那様
「────あらあらあら、本当に柚が見てたドラマに出てた人ね~、何十年も生きてきたけど、芸能人に会ったの初めてだわ」
「ははは」
「それで?うちの娘を貰いに来たんでしょ~」
お母さん…酔ってる……?
「まだ18才よ。学校にも通ってる。
あなたは芸能人。未成年と結婚ってなると、世間からのバッシングは逃れられないと思うけど」
違う、酔ってるんじゃない……
弁護士、みたいだ。
まさに、仕事してるみたい。
「彼女へのバッシングがもしあっても、僕だけは絶対に柚さんの側を離れません。」
「口だけならなんとでも言えるわよね。そういう金持ちの協議離婚とかでいつも見てたわ」
「……そうですね。
でも、ひとりでずっとこの家にいた柚さんには、もう我慢させたくないです。
辛いときに辛いって言える相手が、寂しいときに寂しいって言える相手が必要だと思います。
その相手が俺になってくれるように、
柚さんの側にずっといます。例え離れても、繋がってますから」