強引上司の溺愛トラップ
「ようこそ~足元にお気を付けください!」
観覧車の前で、エンジェルちゃんのお友達のフェアリーラビットちゃんという羽の生えたウサギのマスコットキャラが私と課長にそう言う。
「本日はカップル限定ラブラブデ―ですから、観覧車の内装もラブラブ仕様になっております!」
そう話すラビットちゃんの声を背中で聞きながら、私と課長は観覧車に乗り込んだ。ラビットちゃんの言葉は、あんまり深く考えなかったけど、確かにその内装を見回して、少し、焦る。
ハートマークのシールやら、恋のおまじないやら、『頂上でキスして愛を深め合おう!!』なんて言う、私からしたらちょっとお節介だな、と感じる恋のアドバイスまで書かれていた。
課長は、私ほどは気にしてないようだったけど、「すげぇな」と、苦笑していた。
「本当の恋人同士だったら気分も盛り上がったかもしれないですけどねー……はっ!」
しまった!いらないこと言っちゃったー!バカじゃないの私!恋人同士になれていないのは、私が優柔不断だからなのに!!
「バカじゃねーのお前。恋人同士になれていないのは、お前が優柔不断だからなのに」
あ、思ってたことハッキリ言われた。うん、寧ろ清々しい。
「す、すみません」
「バカ、謝んなよ。いいんだよ、こうして今日一日、一緒に過ごしてくれただけで俺は満足だ。観覧車も……」
「え? 観覧車?」
「……サラッと誘ったけどさ、ほんとは、いつか……好きな子が出来たら一緒に乗るのが理想だった」
観覧車の前で、エンジェルちゃんのお友達のフェアリーラビットちゃんという羽の生えたウサギのマスコットキャラが私と課長にそう言う。
「本日はカップル限定ラブラブデ―ですから、観覧車の内装もラブラブ仕様になっております!」
そう話すラビットちゃんの声を背中で聞きながら、私と課長は観覧車に乗り込んだ。ラビットちゃんの言葉は、あんまり深く考えなかったけど、確かにその内装を見回して、少し、焦る。
ハートマークのシールやら、恋のおまじないやら、『頂上でキスして愛を深め合おう!!』なんて言う、私からしたらちょっとお節介だな、と感じる恋のアドバイスまで書かれていた。
課長は、私ほどは気にしてないようだったけど、「すげぇな」と、苦笑していた。
「本当の恋人同士だったら気分も盛り上がったかもしれないですけどねー……はっ!」
しまった!いらないこと言っちゃったー!バカじゃないの私!恋人同士になれていないのは、私が優柔不断だからなのに!!
「バカじゃねーのお前。恋人同士になれていないのは、お前が優柔不断だからなのに」
あ、思ってたことハッキリ言われた。うん、寧ろ清々しい。
「す、すみません」
「バカ、謝んなよ。いいんだよ、こうして今日一日、一緒に過ごしてくれただけで俺は満足だ。観覧車も……」
「え? 観覧車?」
「……サラッと誘ったけどさ、ほんとは、いつか……好きな子が出来たら一緒に乗るのが理想だった」