ドリーミィ✡ マジカリア


「え、でもあの、先輩は、何故保健室に…?」


「うん?何故とは?」


「えと…その、私は、具合が悪くて、その、マリア先輩は、どうしてここに?」


するとマリア先輩は少し苦笑いをして言った。


「うーん…私は…苺花ちゃんに学校案内をしに来ただけ…だよ」


いや、どう考えてもおかしいだろう。

意味不明だ。

何で初対面の(多分初対面だと思う)先輩がいきなり私に学校を案内すると言うのだ?

しかも厳密に言えば、今は授業中である。

もうあの声は聞こえなくなってはいるものの、私は保健室に行こうと思って授業を抜けたのだ。




「……あの、先輩は…」


「ほら、早くー、いっくよー!」

私の声にかぶさる様にしてマリア先輩の一際大きな声が保健室に響いた。

「ええっ…でも、今授業中…
って、わぁっ!!」


マリア先輩が私の手をぐっ と引っ張り、保健室のドアを開け廊下に向け、走り出した。


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