僕があの子を好きになっても良いですか?
「そうだ!
折角ここまで来たから私トイレ行ってくる!」
「わかった
じゃあここで待っているね」
ふたりだけで話すためにトイレへ来たのだ
あたしは萌を外で待っていた
「美夜!」
「…黒岩さん?」
何故か黒岩さんが焦ってやってきた
「どうしたの?」
「聞いた?
白羽が行方不明なんだって!」
「…え?」
「今皆で手分けして探しているの
美夜は見なかった?」
「うんっ……」
白羽くんが行方不明って…
大丈夫なのかな?
「美夜も探しに行った方が良いよ」
「そうだねっ…
どこら辺探しに行けば良いかな?」