BLUE‐PRINCE




「家まで運転してみる」


「頼むからやめてくれ。死にたくない」


「死なないよ」


「フラグにしか思えねぇ……」



せっかくやる気になったのに。


不満に思いながらも、運転を父さんに変わった。



「俺はバイクの方が性に合ってんだけどなー…」



そう言って父さんがハンドルを握ったとき、携帯が鳴った。



──ブーッ…ブーッ……



マナーモードのときのバイブ音。


父さんの携帯だ。



「何だ?」



せっかく握ったハンドルから手を離し、父さんはそれに出た。



「何か用か?………あぁ!?マジかよ……分かった、今すぐ行くから待ってろ」



焦ったような顔になった父さん。


何かあったのかな……


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