BLUE‐PRINCE
──ドンッ!!
「きゃあっ!?」
誰かが後ろからぶつかって、女の人がよろけた。
転びそうになりながら、女の人は後ろを睨む。
「何するのよっ!…………っ!?」
……が、ぶつかってきた人を見た瞬間、固まってしまったようだ。
「んー?あぁ、すんません。見えなかったもんで」
そう言って笑っているのは、金髪碧眼の男の人。
年は40代くらいだろうか。
なぜか……父さんに似た雰囲気を感じる。
「お父さん、どうしたの?」
その人の影から顔を出したのは、同じく金髪碧眼の少女。
映画に出てくるような美しい容姿で、行き交う人の目を引く。