逆転カップル~可愛い彼氏とイケメン彼女~
その後お互い何も話すことはなかった。
ただ黙々と長い道を歩いていく。
駅に着くといつものように電車が来て別れた。
なんだろう?
途中から真尋の様子がおかしくなったけど…
あんなのは初めてだった。
でも明日にはきっと戻っているだろう。
当日の朝は体育祭にぴったりな快晴だった。
亜理紗と一緒に椅子を外へ運び出す。
校庭にはすでに大半の生徒が集まっていた。
「2組集まれー!」
体育祭実行委員の男子がみんなを呼びかける。
クラスメイトはぞろぞろと自分たちの席の後ろに集まる。
「円陣だ!円陣組むぞ!!」
見るといくつかの他クラスもそれぞれ集まって気合いを入れているようだった。
円陣を組む。
「絶対優勝するぞー!」
一人の男子の掛け声に全員が声を揃えた。
『オー!!』
全員気合いが入っているようだった。
中学だと面倒だと言う人も多かったのにこんなにも変わるものなのか。
高校はなかなか面白い。
それともう一つ違うことがあった。
「樹!写真撮ろ!」
亜理紗がスマホのカメラを立ち上げて写真を撮る。
「樹さん、一緒に撮ってくれませんか?!」
開会式が終わって競技が始まってからも何人もの人が来た。
ただ黙々と長い道を歩いていく。
駅に着くといつものように電車が来て別れた。
なんだろう?
途中から真尋の様子がおかしくなったけど…
あんなのは初めてだった。
でも明日にはきっと戻っているだろう。
当日の朝は体育祭にぴったりな快晴だった。
亜理紗と一緒に椅子を外へ運び出す。
校庭にはすでに大半の生徒が集まっていた。
「2組集まれー!」
体育祭実行委員の男子がみんなを呼びかける。
クラスメイトはぞろぞろと自分たちの席の後ろに集まる。
「円陣だ!円陣組むぞ!!」
見るといくつかの他クラスもそれぞれ集まって気合いを入れているようだった。
円陣を組む。
「絶対優勝するぞー!」
一人の男子の掛け声に全員が声を揃えた。
『オー!!』
全員気合いが入っているようだった。
中学だと面倒だと言う人も多かったのにこんなにも変わるものなのか。
高校はなかなか面白い。
それともう一つ違うことがあった。
「樹!写真撮ろ!」
亜理紗がスマホのカメラを立ち上げて写真を撮る。
「樹さん、一緒に撮ってくれませんか?!」
開会式が終わって競技が始まってからも何人もの人が来た。