逆転カップル~可愛い彼氏とイケメン彼女~
誰も責める人はいなかった。
クラスメイトの優しさに感動した。



「みんな、ありがとう」



亜理紗の肩を借りて席まで移動する。

3年生の全員リレーが終わって閉会式に入る。


2組は総合優勝だった。
全員が盛大に喜んだ。



体育祭が終わって写真を撮ってからその場でSHRになり解散になった。

外部活と実行委員はこれから片付けをするらしい。


クラスの女子2人があたしと亜理紗の椅子をクラスまで運んでくれて、あたしは亜理紗と共に保健室に行った。



「あなたすごかったわね!
中学の時は何部だったの?」



保健の先生は捻挫したであろう部分を見ながら質問する。


…かなり痛い。



「一応陸上部です」


「そうなの!すごいわねえ」



と、お褒めの言葉をいただく。



「それにしても、随分酷い捻挫みたいね
とりあえず湿布して固定しておくけど後で病院行きなさいね」


「はい、ありがとうございます」



2人で保健室を後にした。
教室に着くともうほとんど生徒はいなかった。

砂だらけの服を着替え始める。


着替えに少し手こずっていると先に亜理紗は着替え終えたようだった。
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