鬼社長のお気に入り!?
 八神さんの仕事をしている時の姿は悔しいけれどいつにも増してかっこいい。真剣な眼差しであれこれ考えている表情を見ていると、言いかけた文句も喉の奥に引っ込んでしまった。


 気が付くとオフィスには私と八神さんしかいなくて、他の社員はいつの間にか全員帰宅してしまったようだ。


 私が八神さんの自宅に入る所なんて見られたらそれこそスキャンダルになっちゃうよ……それにしてもよく簡単に家の鍵なんて渡すよね……もしかしてそれだけ信用されてる――とか?


 誰も見ていないことをいいことに、私は八神さんの自宅へお邪魔することにした。
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