鬼社長のお気に入り!?
それから昼休みも終わり、夕方になって日も暮れてくるとぽつぽつと社員たちが帰宅の準備を始める。私も自分の仕事は終わったが、結局八神さんは応接室に籠ったきり一度も出てこなかった。
ま、まさか……部屋の中で倒れてるとか――!? いや、そんな訳ないよね、八神さんに限ってそんなことないよ……うん。そう自分に言い聞かせてはみるが不安の影がちらつく。
「なぁんだ。八神さんまだ応接室? 案外心臓発作とかで倒れてたりしてね~」
「っ!?」
リアルタイムに不吉なことを言う加納さんに、私は息を呑んだ。
「様子、見に行ってあげたら? 口実にお茶でも用意してさ」
加納さんはそう言って軽くぽんっと私の肩を叩いた。
八神さん専用のお茶は玉露入りの緑茶だ。
私は給湯室で八神さんのお茶を淹れ、加納さんに触発されてよからぬ想像をしてしまう。
ま、まさか……部屋の中で倒れてるとか――!? いや、そんな訳ないよね、八神さんに限ってそんなことないよ……うん。そう自分に言い聞かせてはみるが不安の影がちらつく。
「なぁんだ。八神さんまだ応接室? 案外心臓発作とかで倒れてたりしてね~」
「っ!?」
リアルタイムに不吉なことを言う加納さんに、私は息を呑んだ。
「様子、見に行ってあげたら? 口実にお茶でも用意してさ」
加納さんはそう言って軽くぽんっと私の肩を叩いた。
八神さん専用のお茶は玉露入りの緑茶だ。
私は給湯室で八神さんのお茶を淹れ、加納さんに触発されてよからぬ想像をしてしまう。