鬼社長のお気に入り!?
「すみません、ありがとうございます。ちょっとお借りしてもいいですか?」
「いいよ~」
八神さんから任されたデータ入力は残業で終わらせよう。今はまず自分の仕事しなきゃ……。
私は丸岡フーズの商品パッケージのデザインの参考に過去の商品を見ようと、それをUSBポートに差し込んだ。
ん? ヤガミ工業……? これって――。
私はいくつかあるファイルの中から気になるファイル名を見つけた。
「加納さん、このヤガミ工業っていうのはもしかして……」
「え? あ、あぁ……そんなところに入れ込んでたのか、杉野さんは八神さんからどこまで聞いてるか知らないけど、ヤガミ工業は八神さんの親父さんが作った会社だよ。んで、俺はそこの元社員」
「加納さんは桐生社長に盗まれたプロジェクトのメンバーだったんですよね?」
私が言うと加納さんが目を丸くして驚いた。まさか私がここまで話を知っていると思っていなかったようだ。
「いいよ~」
八神さんから任されたデータ入力は残業で終わらせよう。今はまず自分の仕事しなきゃ……。
私は丸岡フーズの商品パッケージのデザインの参考に過去の商品を見ようと、それをUSBポートに差し込んだ。
ん? ヤガミ工業……? これって――。
私はいくつかあるファイルの中から気になるファイル名を見つけた。
「加納さん、このヤガミ工業っていうのはもしかして……」
「え? あ、あぁ……そんなところに入れ込んでたのか、杉野さんは八神さんからどこまで聞いてるか知らないけど、ヤガミ工業は八神さんの親父さんが作った会社だよ。んで、俺はそこの元社員」
「加納さんは桐生社長に盗まれたプロジェクトのメンバーだったんですよね?」
私が言うと加納さんが目を丸くして驚いた。まさか私がここまで話を知っていると思っていなかったようだ。