鬼社長のお気に入り!?
「最初は美顔器にするか、マッサージ器にするかって結構会議で揉めたんだけど、美顔器にしてよかったよ、俺は絶対マッサージ器よりいいと思ってた」
商品を企画する段階で上田さんはどういう商品を作るか随分悩んだらしい、結局私は上田さんの愚痴と自らの仕事エピソードを長々と聞く羽目になった。
「は~い、もう上田っちの深いイイ話しはおしま~い!」
「な、なんだよ豊川、今いいとこなのに」
「だって面白くないんだも~ん、あはは!」
美智は酔うとタチが悪い。前も飲み会で酔っ払って介抱するのに苦労したのを思い出した。
「美智、帰れなくなったって知らないからね」
「なによ~こいつんち泊まるからいいもんね~」
そう言いながらバシバシと後輩の男性社員の背中を叩く。
簡単に男の人の家に泊まらないでよ……って美智らしいか――。
そう思っていると、桐生さんがすっと立ち上がってみんなの注目を集めた。
商品を企画する段階で上田さんはどういう商品を作るか随分悩んだらしい、結局私は上田さんの愚痴と自らの仕事エピソードを長々と聞く羽目になった。
「は~い、もう上田っちの深いイイ話しはおしま~い!」
「な、なんだよ豊川、今いいとこなのに」
「だって面白くないんだも~ん、あはは!」
美智は酔うとタチが悪い。前も飲み会で酔っ払って介抱するのに苦労したのを思い出した。
「美智、帰れなくなったって知らないからね」
「なによ~こいつんち泊まるからいいもんね~」
そう言いながらバシバシと後輩の男性社員の背中を叩く。
簡単に男の人の家に泊まらないでよ……って美智らしいか――。
そう思っていると、桐生さんがすっと立ち上がってみんなの注目を集めた。