鬼社長のお気に入り!?
「愛理! もう! 昨日散々電話したのに!」


 昼休みに入ると、美智がプリプリ怒りながらやってきた。


「うん、ごめんね。でもちゃんと家に帰れたから」


「心配してたんだよ? 全然返信もないからさぁ、あぁ~それにしても昨日は飲みすぎた。胃が荒れてて食欲ないんだよね」


 美智が胃の辺りをぐるぐるさすってウコンを飲んでいる。


「私も今日は昼いらないかな、このまま仕事するよ」


「あのさぁ、愛理はこのままでいいの?」


 美智が急に真面目な顔で私に問いかける。なんのことだと思って美智に向き直ると、心配そうな気の毒そうな顔で私を見ていた。
< 62 / 367 >

この作品をシェア

pagetop