鬼社長のお気に入り!?
「あぁ~もう!」


 もやもやとしていると、そこへ美智から電話がかかってきた。


「もしもし?」


『愛理? 今日面接だったんでしょ? どうだった?』


 美智は私が突然会社を辞めたにも関わらず、いつも心配してくれていた。そんな美智にほっこり気持ちが温かくなる。


「うん、今日ね、面接行ってきたよ。その場で採用された」


『えっ? よかったじゃない! おめでとう。も~食いっぱぐれないかって心配してたんだから』


「あはは、大丈夫だよ。ジークスデザイン事務所っていう恵比寿にある会社でね――」


 私はとりあえずひと通りどんな会社なのか美智に説明した。
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