俺様王子とメイドちゃん

宣言

「西園寺さん、わたしに何か?」

わたしは爽やかな笑顔で言った。


込み上げてくる湊への怒りを必死で押さえる。




「ああ、君と少し話がしたくてね」 




話?!

話なら屋敷に帰ってからにすればいいのに


何でわざわざ来たの!!


っていうか、爽やかすぎて逆に恐いん

だけど!




色々ツッコミそうになるけど、我慢。


ここで下手をすれば、全校の女子を敵に

まわすことになる


わたしが湊のメイドだということは、絶対

に知られたくない


それに、すでにさっきの湊の発言で周りの

女子からの視線が怖いことになってる。





落ち着いて、笑顔をキープだよ!

頑張れ美咲!





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