降車駅のレビュー一覧
5.0
夏の田んぼ、太陽、河原の景色…何から何まで美しい日本らしい景色で、少年と少女のひそかな秘密。
映像が綺麗に浮かぶ作品で、読むと旅に出たくなります。
そこで、少年と出会う。思春期独特の空気を上手く捉えてますし、個人的に自分自身の経験とも合います。 何処となくのどかな筆致で描かれてますが、それも良いなと思います。 こういう感じの作品好きですね。 読んでみて下さい。
そこで、少年と出会う。思春期独特の空気を上手く捉えてますし、個人的に自分自身の経験とも合います。
何処となくのどかな筆致で描かれてますが、それも良いなと思います。
こういう感じの作品好きですね。
読んでみて下さい。
行き先も決めずに電車に乗って、降り立ったのは田んぼだらけの小さな町。 レトロな駅舎、円筒形のポスト、一面の田んぼ、青空、山、風。 鮮やかな風景を一眼レフで切り取りながら、なんとなく足を向けた先で、「あたし」は「少年」と出会う。 名乗り合うことすらしない二人の間には、さり気なくて爽やかな、名前の付けようのない関係が築かれます。 繊細で切実な心情を吐き出す「あたし」。 それを聞いて、「少年」が返す言葉。 逃げ出したい衝動に駆られてばかりだった思春期を思い出しながら読み終えたとき、開放感を覚えて、ほっと息をつきました。 今でも私は、行き先を知らない電車に飛び乗りたいのかもしれません。
行き先も決めずに電車に乗って、降り立ったのは田んぼだらけの小さな町。
レトロな駅舎、円筒形のポスト、一面の田んぼ、青空、山、風。
鮮やかな風景を一眼レフで切り取りながら、なんとなく足を向けた先で、「あたし」は「少年」と出会う。
名乗り合うことすらしない二人の間には、さり気なくて爽やかな、名前の付けようのない関係が築かれます。
繊細で切実な心情を吐き出す「あたし」。
それを聞いて、「少年」が返す言葉。
逃げ出したい衝動に駆られてばかりだった思春期を思い出しながら読み終えたとき、開放感を覚えて、ほっと息をつきました。
今でも私は、行き先を知らない電車に飛び乗りたいのかもしれません。