bitter and sweet-主任と主任とそれから、私-
「いや、まぁ、部下だからな。香奈子も気にいってるから、話題にのぼるだけだろう」
それでも、何か意味深な目をして圭吾は俺を見つめる。
この親友に、俺は全てを見透かされているという気分になる。
「安藤は、確かにコーヒー作りはうまい。毎日俺に負けないように出勤するし、仕事任せても絶対出来ないとは言わないし、根性だけはあるんだよ。でもな、とにかく要領が悪い。とにかく不器用。多分、うちの部署で一番要領悪いんだと思うし。俺もほぼ毎日、いまだに何かと怒ってるし。一番手がかかるんだよあいつ。まぁ安藤は、ないな」
俺は完全に否定するが、圭吾の表情はますます、面白がっているようにしか見えない。
「絶対ないから、安藤は。部下だからな」
「そういえば、ひかりちゃんも終業後のラーメンとかにも連れて行ってんの?」
「まぁな。よく幹事頼んでるよ。だってそうしないと、あいつ参加しないし。」
「ふーん。」
見透かしたように相槌を打つ圭吾に、俺は
「安藤は、あくまでも部下だから。絶対にない」
もう一度、否定して、残っていたグラスのビールを飲み干した。
それでも、何か意味深な目をして圭吾は俺を見つめる。
この親友に、俺は全てを見透かされているという気分になる。
「安藤は、確かにコーヒー作りはうまい。毎日俺に負けないように出勤するし、仕事任せても絶対出来ないとは言わないし、根性だけはあるんだよ。でもな、とにかく要領が悪い。とにかく不器用。多分、うちの部署で一番要領悪いんだと思うし。俺もほぼ毎日、いまだに何かと怒ってるし。一番手がかかるんだよあいつ。まぁ安藤は、ないな」
俺は完全に否定するが、圭吾の表情はますます、面白がっているようにしか見えない。
「絶対ないから、安藤は。部下だからな」
「そういえば、ひかりちゃんも終業後のラーメンとかにも連れて行ってんの?」
「まぁな。よく幹事頼んでるよ。だってそうしないと、あいつ参加しないし。」
「ふーん。」
見透かしたように相槌を打つ圭吾に、俺は
「安藤は、あくまでも部下だから。絶対にない」
もう一度、否定して、残っていたグラスのビールを飲み干した。