青い春の中を、きみと一緒に。
「でもなー、どうすっかなー……」
けれど、問題はそこだ。
どうやったら紺野さんの気持ちを軽くしてやることができるだろう、寂しい顔をさせずに済むだろう、第一紺野さんは俺に介入されることを良しとしてくれるんだろうか……。
そんなことを考えると、ナイーブな問題だけにどうしても二の足を踏んでしまう俺がいた。
と。
「どうすっかなーって、メンバー表のこと?」
「おおっ!? 早かったね、紺野さん!」
「うん、あたしなりにダッシュしました」
なんとその紺野さんがいつの間にか職員室から戻ってきていて、独り言を聞かれて驚いた俺をクスクス笑いながら自分の席に腰かけた。
ついさっきまでの気まずい空気は、どうやら職員室との往復の間にリセットされたらしい。
そのことに多少なりともホッとしつつ、何をしたらいい? と俺に指示を仰ぐ紺野さんに、例のことを話すタイミングを窺う。
……というか、話せるかどうかも分からないし、それ以前に、頭の中がごちゃごちゃしていて全然まとまっていないんだけれども。
「高橋くん?」
「ああ、うん、じゃあ紺野さんはファンシーな感じに色を付けてくれる? ペンはコレね。ノリセンに嫌がらせしてやるんだー」
「あはは、お手伝いさせて頂きます」