甘々王子にユウワクされて。


「というわけで! これからはうちらとも仲良くしてよ。
 お昼とかもさ、一緒に食べよ!」


「結羽ちゃんと仲良くしたいって言う子、実は結構いるんだよー?」




……嬉しすぎて言葉にならない。


だけど、この二人のかわいらしい笑顔を信じてもいいのかな。




「……ありがとう、ございます」


「だから敬語じゃなくていいんだってば!」



精一杯お礼を言ってみたものの、爆笑されてしまう。


……どうにも慣れないな。




「よしのちゃん、たかねちゃん。ありがとう」




少し自分でも顔が赤くなるのを感じながら、柴田さん、藤山さんの名前を呼んだ。


ふたりとも嬉しそうに笑ってくれる。



「どういたしまして! そ、それじゃさっそく……どうやって描くの!?」



差し出されたペンキのバケツを受け取って笑う。


……この教室で、初めて楽しいって思えたかもしれない。




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